リリース ノート¶
Mayhem 2.10.02¶
October 09, 2024
新機能¶
- Web コンソール UI およびランの結果の表示が変更されました。
- UI からサードパーティ製 SBOM を取り込み、コンテナー攻撃対象領域の Dynamic SBOM を生成できるようになりました。この機能を使用するには、コンテナーの実行時動作のプロファイルがすでに Mayhem に存在する必要があります。現時点では、SPDX および CycloneDX がサポートされています。
- 仮想化された電子制御ユニット (vECU) の解析がネイティブ サポートされました。Vector の vVirtualTarget を使用して生成された vECU または Vector OpenSUT API を公開する vECU がサポートされます。Mayhem が vECU ピンをトリガーして記録するよう構成するには、
mayhem init --template=opensut
を使用します。 mayhem init --template
コマンドおよびそのサブコマンドを使用して C/C++ 用ハーネス テンプレートを自動生成できます。現時点では、インストゥルメンテーションなしのバイナリおよび一般的なファズ テスト インストゥルメンテーションがサポートされています。- Mayhem プロジェクトで新たな欠陥が見つかった場合、Email によるアラートをプロジェクト メンバーに送信するようになりました。アラートは毎晩送信され、Mayhem で見つかったすべての新規欠陥が記載されます。
- Mayhem の内部レジストリが Mayhem プロジェクトのロールおよびアクセス レベルからアクセス制御を継承するようになりました。ユーザーは、アクセス権を持つプロジェクトに関連する成果物だけを参照/取得/解析できます。この機能を有効にするには、管理者が Web コンソールで Internal Registry Auth Scoping を有効化する必要があります。
修正および改善¶
- すべての Windows バイナリの解析および選別のパフォーマンスが大幅に向上するとともに、
msvc
でコンパイルされたバイナリの解析パフォーマンスが向上しました。 - ネットワーク I/O を伴うマルチスレッド ターゲットの解析が遅くなる、またはブロックされる問題が修正されました。
- Mayhem コンソールで解析ランとアクティブな解析ランのカウントが入れ替わっていた問題が修正されました。
- 選別のために解析ノードから Mayhem にテスト ケース数を渡す方法が変更されました。これにより、テスト ケース数または特定のテスト ケースの表示が CLI と UI で一致しないという問題がいくつか解決されます。
- 行カバレッジが現在の作業ディレクトリの
cwd
設定を正しく考慮するようになりました。