Mayhem Code Testing リリース ノート¶
リリース 2.6.0¶
新機能、バグ フィックス、改善を含むマイナー リリースです。
新機能
- ThreadSanitizer がサポートされ、適切な欠陥タイプがレポートされるようになりました。ThreadSanitizer が有効化されている場合、CWE-362、CWE-401、CWE-667、CWE-828、CWE-833 の検出がサポートされます。
- UI で、処理されたテスト ケース レポートの数に加えて、最適化されたテスト スイートの総サイズがレポートされるようになりました。
改善
- 大きなバイナリの処理の改善、テスト ケース選別の改善、再起動処理の改善など、シンボリック実行のパフォーマンスが改善されました。
- テスト スイートの最適化のパフォーマンスが向上し、libFuzzer ターゲットでのランの開始準備時間が短縮されました。
- シンボリック実行と組み合わせて実行した場合の libFuzzer ターゲットでのパフォーマンスが向上しました。
- ターゲット プログラムで初期テスト スイートがクラッシュまたはタイムアウトを起こしたためにランを開始できなかった場合の診断が向上しました。
バグ フィックス
- シンボリック実行が有効なランから誤った統計値がレポートされる問題が修正されました。
- MFUZZ_COMPAT_LEVEL が設定されている場合、特定の条件で Null ポインター間接参照によりランが失敗する問題が修正されました。
- 特定の golang ターゲットで行カバレッジを生成できない問題が修正されました。
リリース 2.5.0¶
新機能、バグ フィックス、改善を含むマイナー リリースです。
新機能
- Mayhem のコード テストおよび API テストが統合された One Platform Web インターフェイスが導入されました。
改善
- Mayhem ドキュメントが再構成され、コード テストおよび API テストのコンテンツが含まれるようになりました。ナビゲーションおよび全般的な外観も改善されました。
- 存在しない Docker イメージをプルできなかった場合のエラー メッセージが改善されました。
バグ フィックス
mayhem init
が既存のMayhemfile
を上書きする前にプロンプトが表示されるようになりました。常に上書きする場合は、mayhem -y init
を使用します。