FAQ

API テスト

どのプラットフォームがサポートされていますか?

Mayhem API testing CLI (コマンド ライン インターフェイス) mapi は、次のプラットフォームで動作します。

• Linux (64-bit)
• MacOS
• Windows (64-bit)

どの言語がサポートされていますか?

Mayhem は Web API をスキャンします。mapi CLI と同じネットワークからアクセス可能なかぎり、API がどの言語で作成されていても問題ありません。

より詳細な問題については、Mayhem は API から返されたスタックトレースを収集できます。 API をデバッグ モードで実行する場合はスタックトレースの返却を有効化し、 運用では無効にするのが一般的です。

スタックトレースの解析と合わせて SARIF 結果レポートを使用することによって、 Mayhem は GitHub / Visual Studio Code などのツールとより緊密に統合できます。

スタックトレース解析のサポート対象言語には以下が含まれます。

• python
• ruby
• java
• javascript
• go
• C#

Mayhem はどのような情報を収集しますか?

個人情報

Mayhem にサインアップすると、E-mail アドレスおよび入力されたその他の任意情報 (名前や電話番号など) が収集されます。

Atlassian、GitLab、GitHub、Google などのソーシャル ログインを使用して サインアップすると、E-mail アドレスと名前が自動的に収集されます。

アカウントを削除すると、GDPR コンプライアンスに従って、28 日以内にすべての 個人情報が削除されます。

アプリケーション データ

1 回の Mayhem スキャン中に mapi CLI は API に何千、あるいは何百万もの リクエストを行います。 ランごとに、すべてのエンドポイントの少数のリクエストをサンプルとして取得し、 テストおよび mapi が送信するリクエストの情報をユーザーに提示します。 問題が見つかると、API に送信されたリクエストおよび CLI に返されたレスポンスを収集します。

認証に使用されたベアラーのトークンなどの他の情報は「シークレット」とみなされ、 問題の詳細またはサンプル リクエストをアップロードする前に 編集されます。

Info

エンタープライズ プランの組織は「ローカル」モードで実行できます。このモードでは、mapi CLI はすべてのランの詳細を mAPI API に送信しません。結果は mapi が実行されたコンピューターにローカルに保存されます。詳細については「結果をローカルに保存する」を参照してください。

API がスキャン中に 「429 Too Many Requests」を返します

API にレート制限を設定するのはよいプラクティスですが、ファジングにネガティブな 影響を与えます Mayhem は API に対してできるだけ高速に多くのリクエストを送信できる場合に ベスト パフォーマンスを達成できます。

どんな理由であれ、API のレート制限を無効化できない場合は、Mayhem にレート制限 をかけて実行することができます。

たとえば、1 分間に 60 リクエストに制限するには、mapi run サブコマンドの オプションとして --rate-limit 60 を指定します。

mapi run my-project 1min openapi.yaml --url http://example.com --rate-limit 60

コード テスト

Mayhem とは何ですか?

Mayhem は、インストゥルメンテーションガイド付きファジングという定評ある手法とシンボリック実行という独創的技術を 1 つにした先進的なファザーです。

Mayhem はどんな問題の解決に役立ちますか?

Mayhem は幅広い範囲のコードを実行し、単に既知のソフトウェア弱点または脆弱性のリストに頼るのではなく、新しい脆弱性を動的に発見します。その後、新たに見つかった脆弱性に対してテストを生成することで、脆弱性がリスクをもたらすことを確認します。Mayhem は、侵入テストと呼ばれる一般的な手動テストに似ていますが、さらにより先進的な機能を備えています。

Mayhem を使用する利点は何ですか?

ファズ テストの自動化は誰にでもできます。本当の問題は、高い精度で自動化を実行できるかです。Mayhem は高速なファズ テストとシステマティックなシンボリック実行を組み合わせます。2 つを組み合わせることによって、最小限の時間で重複のない入力値を生成し、効率的にソフトウェア アプリケーションの情報を収集します。これによって、より少ない期間、労力、コストでより安全なソフトウェアをリリースすることが可能になります。

Mayhem はソース コードを必要としますか?

いいえ、Mayhem はアプリケーションのテストにソース コードを必要としません。Mayhem はソース コードとバイナリの両方を処理します。Mayhem はソフトウェアのリリース前にもリリース後にも脆弱性を検出します。

単にオープン ソースの honggfuzz/libfuzzer/AFL を実行するより Mayhem のほうが優れている理由は何ですか?

• Mayhem はプラットフォームです。
• Mayhem はすべてのテスト ケースを保存し、発展を続け、リグレッション テストを実行します。
• 結果を表示する構造化された UI があります。
• ジョブ、ユーザー、プロジェクトを処理するための自動化フレームワークがあります。
• ドキュメント、チュートリアル、使いやすい CLI、Docker 取り込み機能、スクリプト対応 API があります。

Mayhem はどの言語をサポートしていますか?

C、C++、Go、Rust、Java、Ada、その他多くの言語がサポートされています。詳細についてはこちらのソリューションの概要または fuzzme repo を参照してください。

Mayhem はどのプラットフォーム/アーキテクチャをサポートしていますか?

Linux x86_64 コンパイル済みソフトウェアがサポートされています。個々のケースによっては、他のプラットフォームも互換性がある場合があります。詳細についてはこちらのソリューションの概要を参照してください。

Mayhem は本当に誤検出率ゼロですか?

Mayhem が見つけたすべての欠陥は、3 回テストされ、検証が行われます。

Mayhem はアプリケーションを変更しますか?

いいえ。Mayhem は任意のブラック ボックス バイナリを取り込んで解析を実行でき、アプリケーションをまったく変更しません。

Mayhem はどれくらいコストがかかりますか?

Mayhem の価格はクラスター内に持つティアとコア数によって決定されます。詳細については、こちらからセールス担当者にお問い合わせください。

Mayhem はテスト ケースの重複排除を行いますか?

Mayhem は新しいカバレッジを得られる重複のないテスト ケースだけを保存します。複数のテスト ケースが同じパスを実行する可能性がありますが、それらのテスト ケースをすべて保存する理由はありません。同様に、複数のテスト ケースが同じ欠陥を発生させる可能性もありますが、それらのテスト ケースをすべて保存する理由はありません。リグレッション テストの効率を確保するため、重複排除を行って、最も有効なテスト ケースだけを保存します。

Mayhem にはどんなデプロイ方法がありますか?

Mayhem はオンプレミスおよびクラウド (プライベートおよびパブリック) の両方のソリューションとして提供されます。また、アメリカ合衆国の連邦政府関連顧客向けの情報として、Mayhem は TAA 準拠です。

Mayhem は CI/CD フレンドリーですか?

はい。Mayhem は既存の CI/CD に統合できるよう設計されています。詳細についてはこちらのソリューションの概要を参照してください。Mayhem は次のような多数のテスト技法を実施できる用途の広いソリューションです: 単体テスト、リグレッション テスト、ネガティブ テスト、継続的test、動的テスト。組織に適したユース ケースに応じて、Mayhem を SDLC の開発フェーズの一部として組み込み、DAST およびファズ テストをさらにシフトレフトすることができます。

Mayhem はどんな種類の欠陥を検出しますか?

CWE は CVE につながる可能性があります。Mayhem は多数の CWE 欠陥を検出できます。たとえば、Improper Input Validation (不適切な入力検証)、Out-of-Bounds Read (境界外読み取り)、Incorrect Calculation of Buffer Size (バッファー サイズの誤った計算)、Divide By Zero (ゼロ除算)、Failure to Release Memory Before Removing Last Reference ('Memory Leak') (最後の参照を削除する前のメモリ解放エラー (「メモリ リーク」))、Use of Uninitialized Variable (未初期化変数の使用)、Null Pointer Dereference (Null ポインター間接参照)、Free of Memory not on the Heap (ヒープ上にないメモリの解放)、Release of Invalid Pointer or Reference (無効なポインターまたは参照の解放)、Out-of-Bounds Write (境界外書き込み)、Improper Control of Dynamically-Managed Code Resources (動的管理されるコード リソースの不適切な制御) などの欠陥を検出できます。詳細についてはこちらのデータシートを参照してください。

Mayhem はどんな CVE を検出しましたか?

最新のリストはこちらにあります: https://forallsecure.com/vulnerabilities-lab